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国際出願の件数:2017 WIPO

WIPO (Word Intellectual Property Organization : 世界知的所有権機関) のHPに、2017年の国際出願件数(WIPOを介して出願された国際出願の件数)の統計が掲載されています(2018年3月21日付)。
China Drives International Patent Applications to Record Heights; Demand Rising for Trademark and Industrial Design Protection

特許出願では、米国からの出願件数が56,624件と最も多く、続いて中国 (48,882件)日本 (48,208件)となっています。なお、中国の出願件数の増加割合は+13.4%(!)とのことで、出願件数が多い上位15カ国の中で、唯一、二桁の伸びを示しているとのことです。(なお、中国からの国際出願の年毎の増加割合は、2003年からずっと10%を超えている様です。なお、日本からの出願件数も前年比+6.6%と増加している様です。
ちなみに、すべてのPCT出願の約半数 (49.1%)アジア地区からの出願で、欧州(24.9%)北米 (24.2%) となっているとのことです。

また、出願人別の統計も公開されており、最も出願件数が多かったのが、HUAWEI TECHNOLOGIES CO., LTD.、続いてZTE CORPORATIONと中国企業が1,2位を占めています。また7位にはBOE TECHNOLOGY GROUP CO.,LTDも入っています。
日本企業では、三菱電機(4位)、ソニー(9位)となっています。

また分野別の統計も発表されており、医療機器分野(Instruments Medical technology)の出願件数は15,024 件で全体の6.7%を占めており、上位から3番目に出願件数の多い技術分野となっていました。
医療分野は世界的に見ても関心の高い技術分野であると言えそうです。

なおWIPOでは、昨年末に2016年の世界の知財の統計のレポート(World Intellectual Property Indicators - 2017)も公表されています。
こちらでも中国の出願件数がものすごーく多いことが示されていますが、技術分野の統計や、各国の審査期間など色々なデータが掲載されていてなかなか興味深いです。
関心とお時間のある方はこちらも参照してみては如何でしょうか?

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プロフィール

山越 淳

Author:山越 淳
弁理士&行政書士であって医療機器の薬事業務の経験もある筆者が、主に医療機器の知財及び医薬品医療機器等法の情報などを提供します。
なお、タイトルの”薬事”ですが、実は法改正されて現在の法律の名称は、医薬品医療機器等法(正確には医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)です。
あまりに長くて、馴染みもあまりないので”薬事”としています。

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